感じない男
森岡正博著『感じない男』(ちくま新書)を読んで深く感じ入る。
一人称の私で語ったセクシャリティ話が新鮮。自分のこととしてセクシャリティが語られると説得力が増す。同時に読者は自分のことを省みるね。男は感じていない。ぼくもぼんやりと思っていたが、やはりか。第5章の結論部「脱『感じない男』に向けて」は、その他の可能性が残っているような気がする。自らのスケベーさに戸惑っている人、自分を客観的に認識したい人にお勧め。
森岡正博の名前はずいぶん前から知っていたけど、書籍をきちんと読んだのは初めてだった。大著『無痛文明論』も近く読もうと思う。井上章一との対談『男は世界を救えるか』も面白そう。森岡正博は、ハナレグミのCDとともに週末の収穫だ。

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