Jun 20, 2005

週末は倉橋由美子を探しに

 長く名前を記憶していながら、作品を読んだことがなかった作家。名前を知った当時は興味を持てず、きっかけもなく読まなかった。若く、勢いがある作家の作品ばかり読んでいた。近代文学史にリストアップされるような作家は敬遠していた。もちろん、お金が余裕がなくて手が届かなかったという理由もある。

 ぼくの読書体験には、多くの人と同じように大いなる先導者がいる。高校生時代のぼくにとって、未知なる作家の紹介役は筒井康隆だった。彼の読書日記やエッセーからぼくは多くの作家の名前を知った。彼と同世代の大江健三郎、すべての作品を読んでいると書いていた中上健次、個人的にシンパシーを感じているとしていた高橋源一郎。『文学部唯野教授』からは西洋の文芸評論家や哲学者、日本の批評家、柄谷行人を知った。名前を知ってもすべての作家の作品を読むことはなかった。

 筒井康隆に続く、読書の先生は四方田犬彦だった。未知の作家だけでなく、彼からは読書スタイル、知的に考えること、些細なしぐさの大切さ、いろいろと学んだ。特別な作家の1人だ。

 ぼくのミーハー気質も加わって、名前だけを知っている作家の数は急に増えた。興味を持った作家の本を読み、さらに作家の名前を知るというようにツリー上に広がっていった。高校生のぼくは、世の中にはこんなに読むべき作家がいるとは!ととても贅沢な気持ちになっていた。

 ぼくの中で埋もれていた作家を読み出すきっかけはいろいろある。過去の作品が文庫で出版され、手に取りやすくなったこと。本に対する態度が柔軟というか、いいかげんになり、興味を持った作品を先入観なしに手に取れるようになったこと。そしてその作家の作品を読むために必要な経験を重ね、年をとったこと。

 しかし、倉橋由美子を読みたいと思ったきっかけは彼女が最近亡くなったことだろう。報道がぼくの記憶から倉橋由美子という名を呼び戻した。彼女の作品で記憶しているのは、『スミヤキストQの冒険』だけ。それも内容ではなく、スミヤキストという言葉に引っかかっていたのだ。最近まで、すき焼きストと勘違いしていた。

 今週末、古本屋で倉橋由美子の本を探そうと思っていたけど、風邪で寝込んで無理だった。講談社文芸文庫の新版を読むのか、古本を紐解くのかはわからないけど、未知の作家の作品を手に取るのはわくわくする体験だ。まだまだ未知の作家がいると思うと波がない広い海に泳ぎだしたように、豊かで自由な気持ちになる。

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May 29, 2005

ブッキッシュライフ

 興味を持つきっかけが本なら、興味を持ったものを詳しく調べるのも本。ぼくのブッキッシュライフ。結局は本という枠組みが好きで、興味の対象自体はどうでもいいんじゃないの?という意見もあるけど、そんなことはありません。明日は上方落語の立役者、桂米朝の本を買いに行くぞ! 落語の本はたくさん読んでも、実際に落語を聴きに行くことはあまりない。

 落語といえば、7月には「大銀座落語会2005」ってのがありますね。桂ざこばを生で見たい、伝説の「らくごのご」を見たいといろいろあります。今回は出ないけど、桂吉朝もいつか生でみたいですね。

 なぜ本にこだわっているかというと、コストパフォーマンスがいいからじゃないですかね。500円の文庫でも情報量は絶大です。須賀敦子の本を読めば、イタリアに行かなくてもミラノのことがこんなにわかります。変にツアーでイタリアにいくよりも須賀敦子を読んだほうが感動するかも。そして本を読んでからイタリアに行けば、本を読まずにイタリアにいくのと比較して、数倍の感動があなたを待っています。ちょっと大げさだけど、ぼくの本心です。

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Mar 22, 2005

人間非中心主義スパゲッティ

 『感じない男』に続き森岡正博著『生命観を問いなおす』を読む。エコロジーや脳死など現代社会に関わる問題のマッピングと批判。森岡のここでのキーワードは人間非中心主義。「はじめに」にある「敵は、私たち自身の内部にひそんでいます」という記述が森岡が言いたいことを的確に示している。「現代の危機をひきおこした最大の原因は、私たち自身の内部にこっそりとひそむ、生命の欲望なのです」。人間中心主義への批判でフーコーを思い出したり。『生命観を問いなおす』は約10年前の出版だけど、いまだアクチュアル。

 人間非中心主義はおそらく『無痛文明論』に引き継がれているのでしょう。「無痛文明論」は先日オアゾの丸善で手に取りました。ほしかったけど約4000円。うーん。悩むところだけど、買っちゃうでしょう。いいでしょうか?

 しばらくブログさんを更新していなかったので、『感じない男』からいまま読んだ本を簡単に記すと、『感じない男』を読んだあとに突如、ぼくのなかに第3次伊丹十三ブームが到来。新潮文庫のエッセー3冊の復刊を受けて、3冊とも旧文春文庫版をもっているにもかかわらず、購入してしまう。あとがきが新しくなっていたから読みたかったのよ……。『ヨーロッパ退屈日記』の「スパゲッティの正しい食べ方」がぼくはまだ習得できない。

 伊丹十三ブームは1週間ほどで去っていきました。だって、主要な本はすでに読んでいたからね。そのあとはなぜかアメリカ帝国主義について考えるブームが到来。もしゃもしゃ髪がぼくと同じ大澤真幸著『現実の向こう』と、港千尋著の『影絵の戦い』を買う。大澤真幸の真幸は“まさゆき”ではなく“まさち”と読む。まさち、声に出すとうれしい語感だ。ちひろも好き。『現実の向こう』を読み始めたところ。大澤真幸の本は何冊か持っているけど、難しくていつも挫折してます。『現実の向こう』は書店での講演をまとめた本なので、語り口がやさしく読みやすい。まさち入門書としてよろしいかと思います。

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Feb 13, 2005

感じない男

morioka 森岡正博著『感じない男』(ちくま新書)を読んで深く感じ入る。
一人称の私で語ったセクシャリティ話が新鮮。自分のこととしてセクシャリティが語られると説得力が増す。同時に読者は自分のことを省みるね。男は感じていない。ぼくもぼんやりと思っていたが、やはりか。第5章の結論部「脱『感じない男』に向けて」は、その他の可能性が残っているような気がする。自らのスケベーさに戸惑っている人、自分を客観的に認識したい人にお勧め。
 森岡正博の名前はずいぶん前から知っていたけど、書籍をきちんと読んだのは初めてだった。大著『無痛文明論』も近く読もうと思う。井上章一との対談『男は世界を救えるか』も面白そう。森岡正博は、ハナレグミのCDとともに週末の収穫だ。

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Feb 12, 2005

人んちのクマ

「人んちの猫の写真集なんて買うかな」と猫を飼っている友達に聞かれた。飼っている猫の写真集を作って、販売も考えているとか。ぼくは「むー、どうかなー」とあいまいに答えたけど、よく考えると「人んちのクマ」を撮った写真集をぼくは持っているじゃないか!

こんなの。
4766113101.09.LZZZZZZZ
奥川純一の「ブラウンダイアリー」だ。人んちのクマ、しかもぬいぐるみ。しっかり買っちゃった。続編、続々編も買って、写真展まで行っちゃった。大丈夫! 人んちの猫の写真集を買う人もいるよ!

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Feb 10, 2005

もしゃもしゃつながり(BlogPet)

きょうmoshamoshaの、市が不足しなかった?
moshamoshaは、

 2人で某ショッピングモールには大きなペットショッ

といってました。

*このエントリは、BlogPetの「シャンボール」が書きました。

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Feb 03, 2005

風邪で終日寝込む(BlogPet)

シャンボールは、帰省したかもー。
きょうは、加湿したよ♪
きょう、レギュラーをCするはずだったみたい。
きょうは、moshamoshaが市が1されたみたい…
きょうは、moshamoshaが芸人みたいな不足する?
きょう、moshamoshaはレギュラーもショッピングするつもりだった。
きのうはmoshamoshaが雪がこぎされた。


*このエントリは、BlogPetの「シャンボール」が書きました。

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Jan 29, 2005

風邪で終日寝込む

 加湿器やビタミンC、お茶うがいなど万全の対策をしたつもりが、あっさりと大風邪をひく。みんなに迷惑をかける。鼻がとても気持ち悪いんだけど、鼻うがいをする勇気がない。鼻に長細いブラシを入れて口から取り出し、ごしごし洗いたい。

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Jan 28, 2005

空き巣か!?(こうさぎ)(BlogPet)

きょうmoshamoshaの、ボールも帰京された。
moshamoshaは、

きょう、moshamoshaとレギュラーみたいな不足した?きのうはれいへ不足する

といってました。

*このエントリは、BlogPetの「シャンボール」が書きました。

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Jan 24, 2005

空き巣のその後

 いろいろ考えた結果、やっぱり鍵を強化しないとだめでしょということになり、ドアにつける補助鍵を買いました。ドアの鍵をかけてから、その補助鍵を施錠します。たとえ、メインの鍵が破られても補助鍵が空き巣の侵入を防いでくれるはず。その補助鍵は内から鍵を開けられません。室内に人がいるときに外から補助鍵を閉めてしまうと、室内の人が外に出られなくなっちゃうんだよね。外出時は使えるけど、室内に誰かがいるときは使えない鍵です。気をつけないと。心安らかな日々が続きますように。

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